どんなに準備をしてもうまくいかないのが現実
結婚式の準備はだいたい1年くらいかかるとされています。
授かり婚などどうしても式を早く挙げなければならないこともありますが、特に急ぎの事情がないカップルが余裕をもって式の準備をしていくなら1年はみておいた方がよいとされます。
結婚式をする日には一緒に披露宴や二次会までもが開催されることになるので、それらを滞り無く順調にこなすためにはかなり綿密な計画が必要になります。
しかしどれだけ綿密に準備をしても完全に思い通りにならないというのが現実で、これまで挙式をしてきたという人の中にも想定外の事態にかなり困ったという経験をする人が多数存在します。
ある意味そうしたトラブルというのは避けようがないということになるので、式の準備をしていく時にはあまりギュウギュウにスケジュール管理をするのではなく何かあっても対応が可能なように余裕をもって計画をすることをおすすめします。
中でもトラブルが起こりがちとなるのが時間の問題で、交通トラブルなどでゲストが時間通りに間に合わないということを始め、式進行に問題が発生して時間通りに終わらないという場合、または二次会など場所を変えるときに移動が間に合わないといったようなことがあります。
確認ミスが起こると一気に予定が狂います
式当日に起こるトラブルの中には、天候や自然災害などどうしても避けられないものもいくつかありますが、人災などしっかり事前にチェックをすることでかなり発生の確率を下げることができる事項もあります。
人災として起こるミスとしては、まず「集合時間が曖昧でスタッフが決められた時間に集まらなかった」「当日忘れ物があることがわかり取りに戻っているうちに遅れてしまった」「ぶっつけ本番で用意した機材が動かず、調整しているうちに時間がおしてしまった」というようなことがあります。
中でも特にあとから後悔が残るのは当日の忘れ物で、せっかく準備しておいた衣装やアクセサリーを使用することができなかったりすると、式が終わってからの思い出がかなり苦いものになってしまいます。
それと忘れ物として非常によくあるのが、ゲストに手渡しするために用意しておいたプレゼントや演出用具の忘れ物です。
本番の衣装はかなり準備をするものが多いので、それを忘れないようにと気をつけすぎるあまりにその他のアイテムをつい忘れてしまうという感じです。
事前に持ち込むことができる会場ならできるだけ早めに用意し、当日になってからどこに何を入れたかがわからなくならないようにしっかり整理整頓をしておくようにしましょう。
人数の変更もよくあるトラブル
結婚式のあとの披露宴では、ほとんどの場合数十人程度を事前に招待して席を決めておきます。
結婚式の準備に時間がかかるのはこのゲスト選びと通知があるからで、先に送った招待状のうち何人が出席可能であるかということを確認してから席次を決めていきます。
しかしながら人によっては忙しくて直前になるまで参加できるかわからないということがあったり、反対に別の用事でドタキャンになってしまうこともあります。
式場を用意する側も数人程度なら増減に対応できるように準備をしてくれていますが、突然に10人以上も増えたり減ったりしてしまうとなかなか予定通りに進行することができなくなってしまいます。
急な人数変更があると料理の質が極端に落ちてしまったり、式の料金が急に高くなったりしてしまうといった問題も起こるので出欠確認はしっかりと確認しておくようにしましょう。