チャペルウェディングの大きな流れについて
日本においてすっかり一般的な結婚式の方式として定着をしている「チャペルウェディング」です。
キリスト教の信者でなくても行うことができるというのが魅力の一つですが、厳密にいうとこの方法はキリスト教の中でもプロテスタント方式にのっとっているのがほとんどです。
海外でのリゾートウェディングでは中世の時代に作られた本格的な教会で式をしたいという人もいますが、その教会がカトリック出会った場合には事前に講習を受けるかもしくは信者となるための儀式をしなくてはいけなかったりします。
ちなみに教会に入ったときに正面にキリスト像がついているのがカトリック教会で、十字架のみが掲げられているのがプロテスタント教会というふうになっています。
プロテスタントスタイルの式の大きな特徴がバージンロードを歩いて祭壇に進み、そこで牧師さんの進行に従って賛美歌を歌ったり聖書の祈祷をしたのちに、指輪の交換をして結婚証書にサインをするということです。
チャペルウェディングの一つの盛り上がりとなるのが式の終盤に行う「誓いのキス」ですがこれは本来的な挙式の流れとしてあるものではなく、省略をしても構わないものとなっています。
ですが全体的な傾向としてこの大勢の参列者の前でキスをするという行為にあこがれてチャペルウェディングを希望するという人もいるため、いつの間にか公式な流れとして定着をしてしまったようです。
誓いの言葉を「封印」するために行う
正式なキリスト教での式の流れではないものの、海外でも誓いのキスは広く行われます。
これが終盤にされることにもきちんと意味があり、それまでに行った誓いの言葉をキスにより「封印」するという意味合いで用いられます。
「封印」というと何やら大げさなように感じますが、厳かに神様の前で永遠の愛を誓い合った二人がその言葉が嘘ではないということで交わすのがキスというふうに解釈すれば自然な流れとなります。
ちなみにキスは必ずしもキスは唇にしなくてはいけないというわけではないのですが、キスをする場所によって意味が定められており唇へのキスは「愛情のキス」とされているのでやはり結婚式という場面では口にするのが最も適していると言えます。