バージンロードの歩き方のコツ

花嫁

独特の「Wedding step」の方法

チャペルウェディングで新婦が入場するときには独特のステップを踏みます。
初めて参列をして新婦が父親と一緒に歩いていく様子を見た人は「どうして普通に歩かないんだろう?」と疑問に思うところですが、これは何も参列者に長く見てもらうためのサービスではなくチャペルウェディングの一般的な常識として定着している方法です。

この歩き方のことを「Wedding step」といい、父親と手を組んだまま一歩ずつ一緒にタイミングを合わせながら進んでいきます。
具体的にはまず右足を一緒に出して一歩進んでから両足を揃え、次に左足を出して両足を揃えというふうなやり方です。

最初にリハーサルで練習をするのですが、このとき慣れない歩き方に戸惑ってついつい目線が足元に集中してしまうという新婦さんも少なくありません。
ただ実際には新婦さんは裾の長いウェディングドレスを着用しているので多少足の順番が違っていても参列者さんがすぐに気づくということはありません。
どちらかというと新婦さんよりもお父さんの方が緊張してしまう場面かもしれませんね。

綺麗に歩くためのコツとは?

しかしいくら見えないとはいえぎこちなく歩く様子は華やかなチャペルでは少し残念です。
綺麗に歩くためにはまずはしっかり父親と息を合わせ、お互いに同じタイミングでゆっくり足を踏み出せるように練習をすることが大事になります。

また長いドレスは足元に絡みつくようになってしまうので、新婦さんは歩き出す時にちょっとだけ裾を蹴りだすようにしていくこともポイントになります。
細かいコツとしてはドレスが横に広がってしまうためお父さんと新婦さんは完全に横に並ぶのではなく気持ちお父さんの方が先に立つようにすると新婦さんが歩きやすくなります。

入場をするときにはBGMとしてクラシック音楽などを流すようにしますが、この曲にもよく耳を傾けるようにしてリズムを意識した歩き方をしていくと綺麗な入場シーンにすることができます。