もうすぐ本番!挙式本番前までにしておくことチェック項目で確認しよう

結婚式をしようと決めたらだいたい1年間くらい余裕をもって準備を進めるとよいでしょう。とはいっても結婚式の準備には、かなり多くのことを決めていかなければならないので、1年間もあっという間に過ぎ去ってしまうと思います。特に式の1~2ヶ月前というのはバタバタとしてしまいがちです。焦りつつ準備をしていては結婚式はおろか、その後の結婚生活にも影響してしまうかもしれません。

ここでは、結婚式の準備に加えて、新婚旅行や結婚内祝いのことも含めて詳しくご紹介いたします。結婚式の準備をステップを共に考えながら、一つ一つの項目を具体的に説明していきます。いつまでに何をするかというスケジュールをきちんと立てて、やり残しがないように細かくチェックをしていくようにしましょう。

結婚式本番に向けて準備すること

結婚式本番までには、様々な準備が必要です。以下に、具体的な項目を詳しくご紹介します。

□ウェディングプランナーの選定について

ウェディングプランナーの選定については、自分たちの希望や予算を考慮し、複数のプランナーを比較しましょう。過去の結婚式の写真や映像を見ることで、自分たちが理想とするイメージを具体的に持ってプランナーとの打ち合わせをするのとが大切になります。自分たちの理想の結婚式のイメージを伝えながら、プランナーの経験やアイデアを聞き、波長の合うプランナーとを見つけ、徐々に信頼関係を築くことで、よりスムーズな準備ができるようになります。

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□式場での打ち合わせ

結婚式の会場である式場との打ち合わせも重要な準備の一つです。式場のスタッフとの打ち合わせを進めながら、希望する演出や装飾、プランの確認をしましょう。プランナーの選定と同様に、具体的にどのような演出や装飾を希望するのかを伝えることで、理想の結婚式を実現するための準備を進めることができます。

結婚式の当日の流れについては、スケジュールを細かく作成し、関係者やスタッフとの打ち合わせが必要となってくるでしょう。当日の演出や進行については、ゲスト一人ひとりが楽しめるように工夫し、感動的な瞬間を演出できるようスタッフや関係者とチームになって、協力体制を作りましょう。また、トラブルや予期せぬ事態に備えて、スタッフや関係者との連絡手段や対応策も話し合ったり、準備しておくことも大切です。

さらに、結婚式後のアフターケアについても、ゲストへのお礼や感謝の気持ちを忘れずに伝え、写真や映像の編集やアルバムの作成、ウェディングドレスのクリーニングなどの手続きについても、この打ち合わせの時間に話し合っておきましょう。

□写真や映像の準備

一般的に結婚式を挙げると、一生に一度の大切な日を記録する写真や映像が残ります。プロのカメラマンやビデオグラファーを手配し、事前に打ち合わせを行いましょう。プロのカメラマンやビデオグラファーを選定する際には、事前の打ち合わせを通じて、撮影のスケジュールや撮影スタイルを詳細に話し合うだけでなく、自分たちでの撮影や編集を考えている場合には、必要な機材やアプリ、ソフトウェアの準備や学習にも時間を割く必要があります。

また、撮影の際には、自分たちの理想のシチュエーションやポーズを事前にイメージしておき、カメラマンやビデオグラファーと共有しましょう。撮影の際にはリラックスして自然な表情を引き出すために、事前のコミュニケーションや打ち合わせがポイントになることもあるのです。

□当日の流れを想定する

一般的な結婚式は、お昼をはさむ形で披露宴が行われるようになっていることが多いです。しかし、ホスト役である新郎新婦はゲストよりもかなり早くに会場に入り、衣装の準備やお出迎えのためのセッティングをしなくてはいけません。よって朝から稼働することになります。

当日になって慌てないように持っていくアイテムはきちんと前日までにまとめておき、朝は早めに起きましょう。また朝はゆっくり食事をすることができないことが多いので、食事は会場入りの前に済ませておきましょう。

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メイクは、衣装を着用してから行う方がドレスなどを汚さずにすみますので、家をでるときには脱ぎやすい服でスッピンのままにして、会場についてから本格的な衣装の準備をします。新郎は新婦よりも準備に時間がかからないとは思いますが、家族のお出迎えやスタッフとの最終ミーティングがあるので、できるだけ同じくらいの時間には会場入りをしましょう。

□ウェディングドレスや衣装の準備

ウェディングドレスや衣装の準備については、自分たちの希望するスタイルやテーマに合った衣装を選ぶだけでなく、身体に合ったサイズやフィッティングの調整にも時間をかけましょう。ウェディングドレスや衣装は事前に試着をし、サイズの調整やアクセサリーの準備を行います。また、ドレスや衣装のクリーニングやプレスを依頼する際には、納期や料金に注意して手続きをしましょう。

合わせて、ヘアメイクのリハーサルやアクセサリーの準備についても、実際の結婚式当日を想定して試し装着をすることで、式本番で起こるかもしれない不具合や不安を事前に解消することができます。

□ヘアメイクやブーケの相談

結婚式当日のヘアメイクやブーケは、華やかな印象を演出するのに重要な要素です。事前にヘアメイクやブーケの相談をし、自分の希望やイメージを伝えましょう。ヘアスタイルやメイクのリハーサルを行い、当日のスムーズな準備を心がけ、ヘアメイクやブーケについての相談を通じて、自分自身の魅力を最大限に引き出してもらえるよう、気がかりがあることはすぐに相談し、コミュニケーションを取り合ってください。

□ウェディングドレスやタキシードの最終フィッティング

結婚式当日に着用するウェディングドレスやタキシードの最終フィッティングも大切な準備です。通常前日や前々日に最終的な試着を行い、当日の着心地やサイズの確認をしましょう。もし、何か修正や調整が必要な場合には、早めに対応することで、当日の衣装のトラブルを避けることができます。

□招待状への返信・出席者の確認

結婚式の準備の中で、最初に行うべきことは、招待状への返信や出席者の確認も最初の方にするべき準備です。招待状に記載された期限内に返信し、出席者の人数を確定しましょう。また、出席者の情報に誤りがないかも再確認し、スムーズな進行のために会場側に正確な人数を伝えましょう。

□ゲストへの連絡確認

結婚式の日程や場所などについて、ゲストへの連絡を確認することを忘れがちです。招待状の送付や返信の確認、ゲストの人数や飲食の希望などを確認することを忘れずにしましょう。準備をしてバッチりだと思っていても、結婚式に参列してくれる人の数を勘違いしていた!なんてことが起こるときもあります。1名足りないくらいならなんとか当日にでも間に合うこともありますが、数名ともなれば大変なことになってしまいます。必ず結婚式に参列してくる人数を把握しておきましょう。

こうしたことをまめにすることで、当日にスムーズな運営をすることができます。また、ゲストの特別なリクエストや要望にも対応し、ゲスト一人ひとりに寄り添った準備を心掛けましょう。例えば、ゲストが子どもを連れて参加する場合には、子供用のメニューや設備を用意することや、アレルギーなどで食べられない食材がある場合は、しっかりとミスが無いよいうにスタッフに伝え、ゲストの立場に立った配慮を徹底しましょう。また、参加してくれたゲストへのお礼の手紙やお土産の準備についても準備が必要です。心を込めて対応し、感謝の気持ちを伝えましょう。

□二次会参加者へのお土産やプレゼントの準備

また、結婚式には来ても二次会には参加しないという人も多くいます。そういった際には、結婚式の人数と異なることも把握した上で参列者に贈るギフトの数を決めるようにして下さい。こちらは余り過ぎても良くありませんが多い分には問題ありませんし早めに注文しておくようにしましょう。

□結婚内祝いの準備

結婚式を挙げた後には、出席者への結婚内祝いの準備も忘れずにしましょう。内祝いの内容や予算を考慮しながら、感謝の気持ちを込めた内祝いを選びましょう。内祝いの準備も、結婚式本番に向けた準備の一つとして、しっかりと準備しておきましょう。

結婚式が終わってから必要な準備

□新婚旅行の計画を立てよう

結婚式後には、新婚旅行が待っています。新婚旅行の計画を立てる際には、旅行先や日程、予算などを考慮しましょう。自分たちの理想的な新婚旅行を具体的にイメージし、満足のいくプランを作成しましょう。新婚旅行は、結婚式後のゆっくりとしたひとときを楽しむための大切な準備です。

□パスポートの取得は大丈夫ですか?

昨今は、ハワイやグァムといった南国の島で、安価に結婚式を挙げられるプランが人気を集めています。これは、海外で結婚式を挙げるカップルのみの話になりますが、新婚旅行で海外に渡航するならパスポートの取得は事前にしっかり行っておきましょう。実際パスポートを取得するためには、1週間から2週間程度の時間がかかるため、直前になって慌てることのないよう注意してください。

具体的な手順としては、外務省のホームページで確認していただきたいのですが、申請窓口から申請書類を受け取り、住民票の写しや戸籍謄本などを揃えたうえで、都道府県のパスポート申請窓口に提出する必要があります。不備があれば、それだけパスポートが手元に届くのも遅くなってまいますし、せっかく式場を予約したのに、現地まで渡航できないという事態に陥らないように気をつけましょう。

また、海外へ招待客を招く場合は、同じようにパスポートや渡航の準備をしてもらうため、さらに早い段階から準備が必要になります。最低でも挙式の半年程度は前から、参加不参加のお知らせを届けるようにしましょう。

予備プランを立てておこう

結婚式の準備は、思いがけないトラブルや変更に対応する必要がある場合もあります。そんな時に備えて、予備プランを立てておくことも大切です。例えば、天候による屋外の演出の変更(結婚式当日の「雨」は縁起が良い)やゲストのキャンセルによる席の再配置など、様々なシチュエョンに備えて、予備プランを考えておきましょう。天候が悪くなった場合には、急きょ屋内での演出を検討するなど、予備プランを立てておくことで、万全の準備を整えることができます。

予備プランの立て方については、天候に関する情報だけでなく、ゲストの利便性や快適性を考慮しましょう。例えば、猛暑の日には熱中症対策を十分に考え、寒い日には暖房設備を準備するなど、ゲストの快適な過ごし方を考えることがポイントです。いくら万全に準備していたとしても思わぬトラブルがおこることがあるので、そうしたときにもパニックにならないよう、ガチガチのプランだけを作ることはおすすめできません。トラブルが起きたとしてもそれも想定内と心構えがあればきっと大丈夫です。

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まとめ

結婚式の準備は多くの工程や細かな配慮が必要ですが、1つひとつの項目に丁寧に取り組むことで、より思い出深い結婚式を実現することができます。自分たちの理想の結婚式を具体的にイメージし、プランナーや関係者とのコミュニケーションを大切にしながら、結婚式本番までの準備を進めていきましょう。